2015年9月1日火曜日

エイジ優勝!IRONMAN JAPAN 2015を走った財務部長・小松レポート



こんにちは。スペシャライズド・ジャパンで財務部長を務めます、小松亮です。先日参加した、Ironman Japan についてレポートします。

まずは、過去4年間における、私の挑戦を簡単に振り返ります。トライアスロンを始めた初期の、伸び盛りな2011年に運よく世界選手権の出場権を得ることが出来ました。その後、2012年は燃え尽き症候群によりアイアンマンには挑戦をせず、2013年のカナダ戦では足底筋膜炎によりランの残り20kmを歩き完走がやっと、満を持して出場した2014年のIronman Japanではバイクパートで2回パンクし涙をのみました。

ベスト体重+7kg、プヨプヨの体で迎えた2015年正月、Konaに向けた最後の挑戦を決意しました。運で勝ち取るのではなく、予め目標を設定し、ゴール達成するためのプロセスをしっかり踏むことにしました。まだ、足底筋膜炎も完治していなかったので、トレーニングと治療を併用しながらになります。

トレーニング日記を見ると、1月からレース直前まで週平均スイム7km、バイク210km、ラン50kmのトレーニングをしておりました。時間にして週145時間のトレーニング、それにプラスしてストレッチ、体幹トレーニング、足底の治療と、結構忙しいです。ただ、このトレーニング量はKonaに出場するエイジグルーパーでは平均的。足底の故障を抱える私は、恐らくこれ以上の練習をすると体を壊すだけなので、いかに効果的なトレーニングをするのかが重要でした。

4月までバイクはLSD、ランは40kmほどのトレランと20kmのペース走を中心にトレーニングを組み立て持久力を養います。5月から比較的涼しかった7月前半まではスピード強化です。Ironman Japanのバイク・ランコースが発表されてからは、コースに適応させるためバイクもランもアップダウンの激しいコースを集中して走りました。

発表された出場選手リストを見たところ、私が出場する45-49エイジのKona出場権は5つと予想しました。(結局その通りでしたが。)ただ、今までのレースで一度も勝ったことがない選手が4名出場するし、アメリカやオーストラリアからの参戦もかなりあり不気味です。全てを出し切らないと勝てそうにない、厳しいレースが予想されました。ただ、この7カ月強のトレーニングにより過去最高レベルの準備はできました。




2015年8月28日金曜日

アーロン・グウィン、2015年ダウンヒルワールドカップチャンプに


カリフォルニア出身のアーロン・グウィンはイタリア、ヴァル・デ・ソーレで開催されたUCIワールドカップダウンヒル最終戦で優勝し、シリーズ総合優勝を果たしました。レオガングでのチェーンレス・ヴィクトリーをふくむ驚異的なライディングを多く見せ、最高のダウンヒラーとして記憶に残るシーズンを終えました。

調子が良いときのグウィンは、ただただ異次元であり、総合優勝にふさわしい確実な走りを次々と見せました。彼はルルドでのWC開幕戦で約4秒差を付けて優勝してから、それ以来リードを保ってきました。 



スペシャライズドにとっても、グウィンをはじめとしたDHチームの活躍は最高のものでした。


グウィンがフィニッシュラインを通過した瞬間から、彼の顔からは笑みがこぼれていました。歓喜に叫ぶグウィンと、彼を祝うチームメイトやスタッフは興奮を隠せませんでした。


2015年8月21日金曜日

最新のエアロロードバイク「S-Works VENGE ViAS」をつくった男、クリス・ユー インタビュー 前編


最新鋭のエアロロードバイク「S-Works VENGE ViAS」をはじめ、「S-Works 6 Roadシューズ」や「Evade GCスキンスーツ」の開発をリードしたクリス・ユーが先日、イベントのため来日しました。 #Aeroiseverything のハッシュタグとともに寄せられた質問に答えるYoutubeビデオシリーズに出ているので、クリスの顔を見たことがある方は多いと思います。

製品に関する話題はYoutubeクリップや専門誌へお任せするとして、当ブログではクリス自身について、また仕事や自転車に対する彼の考えを聞きました。今回は、その前編です。ぜひご覧ください:


SPECIALIED JAPAN(以下、SJ): まずは、自己紹介をお願いします。 

Chris Yu (以下、CY): クリス・ユーです。

スペシャライズドにおける僕の仕事は、エアロダイナミクス研究をリードすること。バイクはもちろん、ほとんどのエキップメントの設計に影響する空力特性に関する研究です。また、エアロダイナミクスはプロ選手にとって、とても大切なことですので、スペシャライズドのサポート選手あるいはチームと協議することも多いです。

両親も自転車に乗るので、小さい頃から週末になると家族でライドしていました。自転車に熱中する日々でしたが、将来は飛行機をデザインする仕事に就くことが夢でした。小中高と変わらず持ち続けたその夢の実現のために、カリフォルニア工科大学へ進学した僕は、風洞実験や空気力学関連の授業履修に明け暮れました。その後、スタンフォード大学院に進み、航空学の博士号を取得しました。勉強や実験で忙殺される日々が続きましたが、大学のサイクリングチームに所属していました。

スタンフォードでの学生生活が終わりに近づいたころ、スペシャライズドの社員が同サイクリングチームを訪れました。一緒にライドしながら、彼女は当時取り組んでいた製品開発について話をしてくれました。その内容はとても刺激的なものでした。僕にとっては学生時代を通じて学んできた専門知識と、愛する自転車の両方を追求できる仕事だからです。その出会いをきっかけに、スペシャライズドとそこに働くスタッフと交流を持つようになりました。

ある日、スペシャライズドでエアロダイナミクス研究をやらないか、と誘いをうけました。初日からその実験に立ち会うためにシアトルのウィンドトンネルへ飛びました。本社とはまったく無縁の実験施設で最初の仕事に手をつけてから、もう4年経ちます。

2015年8月18日火曜日

9月5日(土)& 9月6日(日)女性のためのライドイベントを開催します!@淀川河川公園


私たちスペシャライズドは、スポーツバイクを楽しみたい女性を応援します!
今回は、ついに関東を飛び出し、大阪にて開催いたします。今回は大阪2DAYS!内容もレベルに合わせて以下のように少し異なったものを企画しております。

スポーツバイクをご用意していますので、お持ちでない方もお気軽にご参加いただけます。もちろんご自身の愛車でのご参加も可能です。
また、男性向けスポーツバイクの試乗会も同時開催いたしますので、男性の皆さまも、ぜひご一緒にお越しください。

イベント開催日や会場、その他の詳細情報については以下に記載するお申込みページをご覧ください。
みなさまと一緒に走れるのを楽しみにしています!

9月5日(土)初心者~中級者向け『女性のためのやさしいライド』(往復約20km)
【対象】:スポーツバイクに興味のある女性
【予定時間】:10:30~14:30

9月6日(日)初心者向け『はじめてのスポーツバイク、女性のためのやさしいライド』(往復約15km)
【対象】:スポーツバイクに興味のある女性、または購入後半年以内の女性
【予定時間】: 9:30~15:00

(両日共通)

【内容】:スポーツバイクのレクチャーの後は、カフェまで走ってみましょう!
女性スタッフ3名が一緒に走ります。
【バイク】:スペシャライズドの女性向けロードバイクをご用意します。
     お手持ちの愛車でのご参加も可能です。(もちろんスペシャライズドバイク以外でもOK!)
【料金】:レンタルバイクあり¥4,500 / レンタルバイクなし¥4,000 ともに保険・消費税・ランチ込・うれしいお土産付き
【定員】:両日各10名(予定)
【お申込み】:
     9月5日(土) http://ptix.co/1MZN4nZ
     9月6日(日)http://ptix.co/1IVyHda

【場所】:淀川河川公園 太子橋地区
【住所】:大阪府大阪市旭区太子橋2丁目
【アクセス】:地下鉄谷町線 太子橋今市 下車 徒歩10分

関連記事:
はじめてのスポーツバイク、女性のためのやさしいライド@彩湖 丸山八智代レポート(2015年5月8日)

2015年8月15日土曜日

グウェン・ヨルゲンセンとエリート・トライアスロン集団「ウロンゴン・ウィザーズ」

グウェン・ヨルゲンセンは女子トライアスロン界において、最高のパフォーマンスを見せる選手。彼女は今シーズンも快進撃を続けており、ワールドトライアスロンシリーズ(WTS)で現在11勝中。2016年リオデジャネイロ五輪まで首位の座を保とうと努力しています。



スペインのヴィットリアで行われた3日間のトレーニングキャンプ。ここはグウェンと、ジェイミー・ターナーが指導するトレーニンググループの夏のベース地なのです。彼ら・彼女らは通称「ウロンゴン・ウィザーズ」と呼ばれており、ジェイミーズ・エンジェルという女性のみのグループがさらなる進化のために男性メンバーを呼び入れた、エリートトライアスロン集団です。

ウロンゴン・ウィザーズのツイッターアカウント(@gongwizards)の紹介文:「魔法のトライアスロン学校。魔法をお見せします


過去三年間で、グウェンはコーチの都合により、ランニングを二日間行わなかった以外、驚くほど着実にトレーニングをこなしてきました。ヴィットリアでの彼女の一日は、サルブルア公園での朝のランニングから始まります。ここには、ランニングに最適な柔らかい路面のトレイルが、張り巡らされているのです。



2015年8月13日木曜日

リオ五輪トライアスロン テストイベント

国際トライアスロン連合(ITU)は、2016年リオ五輪のテストイベントを8月2日(日)に開催しました。


その舞台となったのは、かのコパカバーナ海岸です。このレースは、各国連盟のリオ五輪出場選考会にもなり、トライアスロン界では今年、最重要レースの一つとして数えられています。週末は、スペシャライズドには素晴らしいものとなりました。女子では1、2位、男子では1,2,3位と表彰台を独占です。


グウェン・ヨルゲンセンの機材が用意されたトランジッションエリアは、嵐の前のように静まり返っていました。そして午前 9時、女子レースがスタート。まずは、コパカバーナ湾1周1,500mを泳ぎます。


グウェン、ノン・スタンフォード、そしてバルバラ・リベロスを含む先頭集団は、いつになく大きなものでした。

GWINNING IN WINDHAM


レース会場は、快走を遂げたひとりの選手の話でもちきりでした。彼と、彼のバイクはセオリーを無視したスピードと迫力で駆け抜け、期待を凌駕し、今シーズンにおいてもっとも難易度の高いコースで、後続に3.5秒差もつけて優勝しました。異次元の走りでした。



DHの実況でお馴染みロブ・ワーナーは、世界最高峰のライダーたちが、目視でのライン選択が不可能なほど一面を覆った赤い砂埃の中を、てこずりながら走るのを見届けたら、喉がすっかりカラカラになっていました。ウィンダムはニューヨーク州にあるスキーリゾートで、ここでは2010年8月以来、毎年ワールドカップが開催されています。

「今まで見た中で、一、二を争う走りだと言えるよ」と、アーロン・グウィンがフィニッシュ後に、彼を触ろうと詰め寄る観衆とハイファイブをしている間、ロブはそう締めくくりました。