丸山八智代レポート：シマノバイカーズフェスティバル2014

スペシャライズド・アンバサダーの丸山八智代さんからイベントレポートが届きました！
　
シマノバイカーズフェスティバル2014
会場：　富士見パノラマリゾート
日程：7月19日（土）、20日（日）

空の色を気にする週末でしたが、お陰様でキッズから大人まで、MTBer総勢100名にご参加いただきました。

このクリニックには元Shimano Racing Team 島田真琴さんと、全日本シクロクロス選手権9連覇の辻浦圭一さんをお迎えしました。参加者にとっても、色々なアドバイスをもらうことができる実りのある時間になったのではないでしょうか。すべてのクリニックを紹介することは難しいので抜粋してレポートしますね。

レース前から試走時間を使って実走テクニック・クリニックを行いました。早朝で若干ぬれたコンディションではありましたが、子供たちは元気いっぱい。ウエーブに合わせた力の入れ方、抜き方を４Xのコースを利用して指導しました。

走っているうちに感覚を覚えてきます。スムーズにタイミングを合わせられるようになると、スピードも上がってきます。すると、自分ではバイクをコントロールできないほどに加速してしまいコーナーをきれいに曲がることができません。

それではどうすれば良いか？イン側の足はどうすれば良いか？などなど多岐にわたってのクリニックでした。言われたことをどんどん吸収していく子供たちって、すごいですね。うらやましく思いました。

女の子たちも攻めます！

膝も使えるようになってきてプッシュするタイミングがつかめてきたのでスピードがぐんぐん上がります。

メイン会場では合計４回のクリニックを行いました。すべて満員御礼。ご参加された皆さま、ありがとうございました。

ここは基本となるポジション、ブレーキ、ギアリング、バランスに集中してのクリニックで、前述の実走編とは別内容。ベーシックなのですが、初心者にも経験者にももう一度確認してほしい、とても重要なスキルです。

また、ペダルに置く足の位置を島田真琴さん、辻浦圭一さんが一人ひとりチェック。バランス系の指導をすると、スタンスのクセなどが良く分かります。 一本橋など不安定な箇所を走るときは、体重が両方のペダルにしっかりと均等に乗せられかどうかは、とても重要です。素晴らしい実績を持つライダーから直接指導を受けられるのも、シマノバイカーズならではですね。クリニックの最中ですら、走り方も格段に変わってきます。

参加者はみんな最後まで集中してくれて、1時間のクリニックはあっと言う間に終わってしまいます。リピート参加していただいたキッズや男性もいらっしゃいました。ありがとうございます！ MTBが上手になりたい、という気持ちが伝わってきました。

私たち講師3名が伝えたいのは、「自転車は乗れば乗るほど上手くなる」ということ。

このクリニックを機会にひとりでも練習する時間を持って、どんどん自転車が好きになってくれたら良いなと思います。

スペシャル・サンクス： 島田真琴・辻浦圭一　

丸山八智代