お知らせ


【お知らせ】

スペシャライズド公式オンラインストアが2015年9月29日(火)午前10時にオープンいたします!

公式オンラインストアのURL: specialized-onlinestore.jp  

あわせて新しい公式ブログも同時にオープン。

新公式ブログURL:specialized-onlinestore.jp/contents/blog 

今後はこちらの新しいブログから、最新情報を定期的にお届けいたします。

2010年5月18日火曜日

【レースレポート】クムサンジンセンアジア ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ

 
チームクムサンジンセンアジアの福島 晋一選手より
ツアー・オブ・ジャパン(5/16~5/23)第2ステージ 奈良ステージのレースレポートが届きました!

*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*

第2奈良ステージ

今日は大事なレースだ。
ここで総合を落としてしまうと取り返しがつかない。

スタート前は大仏を見に行ったりして、ゆっくり過ごした。
そうそう、ユーギホン選手が大仏の柱の穴をくぐって喜んでいた。
183cmの長身の彼がくぐると迫力がある。
一瞬、途中で詰って出走できなかったら面白いなと、他人事に思ってしまった。
前日は奈良ユースホステルに宿泊。
自分も久々にユースと言うか、ツアーオブジャパンしかユースにとまらないが、
チームメイト6人が同じ部屋で2段ベットで寝る風景はなかなか新鮮だ。
ユギのいびきが激しくて、ミミ栓を使った。

さて、レースはダムからスタートする。
ダムの上で自転車を用意して、スタートを待つときに崇史が「パレードってあるのかな?」と聞いてきた。
「あるんじゃねえの?」って答えたけど、しっかり調べておくべきだった。
あの細い道でいきなりスタートになったら、アタックがかかったら逃げが決まりやすい。
のんびりと集団中盤でスタートして、ハイペースの中、「パレードなかったか?」と舌打ちしたがもう遅い。
ヤバい逃げが行かないことを祈ったが、なんだかヤバそうなので1周回終了後、単独で追撃に出た。
しかし、前に追い付けずに集団に捕まった。
チームカーに確認すると
「リーダーチームのジャイコ、イタリアのでローザ、日本鋪道の崇史、カザフ」と言っては困るメンバーばかり。
ラファチームが乗り遅れたのが唯一の救いだった。
そこで、集団の中で様子を見る。
差が捕まえられないほど開いたら、チームで追わなくてはならないな、などと思っていたら、飯島さんが来て
「各チーム2人ずつ出して追うか?」と言ってきたので後半にならいいですよと答えた。

さて、前との差は2分前後を行ったり来たりする。
残り4周で11人の追撃ができた。
チームからは誰も入っていない。今日のチームの動きは最悪だ。
自分が飛び出して、前に追い付くといいメンバーだったが連携が取れておらず間もなく捕まった。
残り3周で、バスとジーウェンに前に上がって引くように指示を出す。
二人は懸命に前を追った。
残り1周になって、自分が今日のスプリント要員の奈良選手を前にあげて更に前を追う。
結局、前の4人のうちデローザの選手のみが逃げ切り後の選手は捕まった。

ステージ優勝はサレルノ(デローザ)。
しかし、2位に入ったマチューがリーダーは守った。
奈良選手はステージ10位。
今日のスプリントで秒差が開いて奈良選手は総合5位。現時点の日本人最高位になっている。

明日は美濃ステージ。自分が2年前に勝ったステージだ。
気合を入れていきたい。
今日もたくさんの応援ありがとうございました。
よく聞こえましたが、いいところを見せられなくてすいません。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿